【スイス取材紀行】グリンデルワルド駅前ホテル「DERBY」に泊まってみた

2017年9月10日

グリンデルワルドは小さい村と言えど、有名な観光スポットの拠点となる村なので規模の割にはホテルや民宿がたくさんあり、宿選びは意外と悩ましいところ。ということで今回はとにかく駅前の立地条件が魅力のDERBYホテルに泊まってみました。

本当に、めちゃくちゃ駅前

よく駅前○○って表現がありますが、ここは本当に嘘偽りなく目の前です。どのくらい目の前かと言いますとホームにホテルがくっついてる状態なぐらい目の前です。

グリンデルワルド駅で電車を降りたら目の前にドーンと鎮座している建物がDERBYです。

右側に見えているのがグリンデルワルド駅のホーム、左側がDERBYです。本当に目の前です。

ホテルの入口はホームと一体化していますので、電車を降りたらそのままホテルに入れます。

エントランス入ってすぐ右手にフロント&ロビーがあります。フロントはこじんまりしていて家庭的な雰囲気です。ここでチェックインを済ませて説明を受けて鍵を受け取れば、あとは自分で荷物を運んで部屋まで行きます。

ちなみに「DERBYへようこそ」と題した日本語で案内したプリントも用意があるようで、念のためもらっておきました。

いざ、お部屋へ

今回は4Fのバルコニー付きの部屋を予約。こんな感じです。部屋はとても広々と解放感があり、掃除が行き届いていていて、とても綺麗です。

ベッドはシングルを2台つなげてキングサイズにしていますが、マットレスや掛布団はそれぞれ別れているので、1台のキングサイズベッドだと相手の寝がえりで起きてしまう、なんて人でも大丈夫な仕様になっています。ちなみに枕の上にはウェルカムチョコレート「トブラローネ」が1つ置いてありました。

ソファースペースも大変ゆったりしていて、大人が足を延ばしてくつろぐ事が可能です。ウェルカムドリンクとして炭酸水のボトルが1本用意されていました。その他コーヒーや紅茶なども用意されており、もちろん冷蔵庫も完備です。

 

収納スペースは申し分ありません。というかここまで広い収納スペースのお部屋もあまりないんじゃないかってぐらい、収納が充実しています。ハンガーがたくさん用意されたオープンタイプの洋服掛けから、大き目のスーツケースも収納できる大容量クローゼット、電子ロック付きの金庫に、予備の枕など、致せり尽くせり。おそらく冬季に利用するスキーヤーへのサービスのために、これほどまで収納スペースを充実させているのかもしれません。

バスルームも大変綺麗になっています。日本人視点でも見ても非常に綺麗です。バスタオルなどの量も十分用意されています。ヨーロッパでは数の少ないバスタブもちゃんと設置しています。やはり旅の疲れはシャワーよりもバスタブで足を伸ばしたほうが取れる気がするので嬉しいところです。

ちなみにここの蛇口、ちゃんと飲めますよ~って表記がしてあったので飲んでみたのですが、非常に冷たくて大変おいしかったです!日本以外で蛇口から美味しい水が出てくる国はホントに少ないので、とても嬉しいですね。

そして期待していたバルコニーですが、期待通り最高です!バルコニーへの出入り口も2箇所あり、広々としてスペースにテーブルセットが置いてありとても快適にくつろげます。

アイガーとは反対側の部屋だったのですが、バルコニーからはヴェッターホルンに沈む夕日がきれいに見えて、とても感動です!

朝食ブッフェが結構充実!

朝はブッフェスタイルの朝食がプランに付属していましたので、1Fの朝食会場で時間内に自由に食べられます。

スイスは大陸ヨーロッパということで、質素なコンチネンタルブレックファストと思っていたのですが、いい方向に大きく予想を裏切ってくれました!パンがクロワッサンからライ麦、全粒粉など5~6種類用意されており、チーズやハムも充実していて、ホットプレートのスクランブルエッグやベーコンなども用意されており、コンチネンタルというよりはアメリカンやブリティッシュスタイルに近い充実ぶりです。ドリンクも牛乳、お水、フレッシュジュース、コーヒーと十分に用意してくれています、野菜がキュウリとトマトしかないのはご愛敬。

窓際の席からは朝早くから行きかう観光客をながめならがの朝食となります。窓際にお花がたくさん飾ってあってとても素敵な雰囲気です。

ちなみにグリンデルワルドは小さな村ですので朝から空いているカフェテリアやスーパー等が少ないので、ホテルの宿泊は朝食付きプランにする事をオススメします。

そして、やっぱりバルコニーの景色がすごい!

朝食を終えて部屋に戻りバルコニーに出てみると昨晩とはまた違う、青空の広がるとても清々しい景色が広がっていました。

すこしひんやりとした朝の空気が最高に気持ちいいです。ん~、これぞスイス!

そしてDERBYホテルでとてもオススメなのが4Fにあるラウンジ!
ここは宿泊客なら誰でも利用可能な場所で、ラウンジから出られるバルコニーからは、あのアイガーが!

ドーン!!右手側のピークが、かの有名なアイガー北壁です。

グリンデルワルドを象徴するとても素晴らしい景色が最上階の広々としたバルコニーから一望できます。

談笑スペースもありますので、DERBYを利用する際は是非4Fのラウンジ&バルコニーを訪れることをオススメします!

DERBYの特徴としては何よりも駅に併設という立地条件、そして4Fバルコニーからの絶景だと思います。絶景のほうは先ほどの写真の通りなのですが、立地条件の方もかなり強いメリットだと思います。

グリンデルワルドはまわりに「広く」観光スポットが散らばっているので、どうしても駅が拠点になりがちですので、この駅へのアクセスが良いというのはかなり強いです。駅舎が目の前なので鉄道ラゲージサービスのメリットも最大限に受諾できますし、実際メンリッヒェンやユングフラウヨッホなどへ出かける際目の前が始発駅というのは大変便利でした。

一方駅の近くの場合心配になるのが、人多すぎてうるさくないか?という点なんですが、これに関しては広く観光スポットが広がっているので観光客がほどよく分散するのか、実際明け方や深夜にうるさくて困る、という事はありませんでした。

日中は確かに観光客でホームがいっぱいになったりしますが、マッターホルンの麓町のツェルマット駅ほどではありませんでした。

小さい村なので治安も良いので、酒をのんだ若者が騒ぐなんて事もなかったですし、なかなかDERBYはオススメできるホテルだと思います。

川田 ヒデホ

金沢市在住のイラストレーター。仕事のお話や、取材先での出来事、あまり仕事に関係ないけど個人的に気になった出来事、など色々書いています。 お仕事の事やブログの内容などで気になった事があればブログのコメント欄や、スタジオトップのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

コメント

2 Comments

  1. マツダ 

    問い合わせさせていただきます。
    旅行日程の都合上、グリンデルワルドに朝8時~9時に着きます。できれば駅前のほてるで朝食を食べたいですが
    可能でしょうか?アドバイスを頂ければ幸いです。
    宜しくお願い致します。

    • HK

      コメントありがとうございます。僕が泊まった駅前のホテルDERBYには3カ所飲食施設があって、その内バーのCavaとレストランFohernstubeは予約制、または午後6時~の営業なので、こちらでの朝食は難しいと思います。残りの1つカジュアルレストランGastubeは特に営業時間等の記載はないのですが、記憶によるとGastubeが宿泊客向けの朝食ブッフェ会場だったと思います。このGastubeが宿泊客以外にも朝食を提供しているかは定かでありません。すみません。DERBYのフロントレセプションは冬季は午前7時~、夏季は午前6時30分~開いているようですので、英語に問題がなければ一度フロントで宿泊客ではないが朝食だけ食べられるかを聞いてみても良いかもしれません。
      またはグリンデルワルド内には朝食を提供しているカフェやレストランが何軒かはあったと思いますので、そちらで朝食をとる形が考えられます。ただ当日の朝その場でカフェ等を探すのは大変だと思いますので、事前に日本人スタッフが運営している「グリンデルワルド日本語観光案内所」さん等に一度問い合わせしてみて、朝食を食べられる所の目星をつけていたほうがいいかもしれません。
      「グリンデルワルド日本語観光案内所」さんのWEBサイトはこちらです↓
      http://www.jibswiss.com/
      WEBサイトにメールの問い合わせ先等が載っていますので日本語でやりとりが可能です。僕も滞在中はお世話になりました。


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