【スイス取材紀行】スイスに行ったらはずせないユングフラウヨッホ

2017年9月26日

スイスでアルプス観光をしようと思ったら外せないのが、ユングフラウヨッホ。スイスアルプス三山として有名な、アイガー、メンヒ、ユングフラウ。その三山を見上げながら登る登山列車。そして終着駅は海抜3454mにあるヨーロッパで一番高い場所にある駅。そして高度約120mを一気にエレベーターで上がればそこはアルプス氷河を見下ろす標高3454mの展望台!これで人気が出ないはずがない。そんなユングフラウヨッホに当然僕も行って見ました。

クライネシャイデックからスタート

この日はクライネシャイデックまでハイキングしてから、ユングフラウ鉄道に乗りました。クライネシャイデックはアルプス三山の麓に位置する起点となる駅です。ラウンターブルンネンから来てもグリンデルワルドから来てもクライネシャイデックに一度集合してからユングフラウヨッホに向かう事になります。

クライネシャイデックからは本来かの有名なアイガー北壁が目の前にドーンと見えるのですが、この日はなかなかガスが切れてくれず全貌を出してくれません。残念。

クライネシャイデックーユングフラウヨッホ間を結ぶ車両はこんな感じです。

1等車だったのですが、むろん2等でも座席は問題ないです。ただやはり1等の方が空いていますね。

クライネシャイデックを出発してからは、結構すぐにトンネルに入っちゃうので、実は車窓からの景色という意味ではクライネシャイデックからはあまり楽しめないかもしれません。

ただ途中にアイスメア駅で停車している5分の間に絶壁に開けられた大きな窓からアイスメア(Eismee/氷の海)を見る事が出来るので、ここでは是非途中下車して見ると良いと思います。

停車時間は5分しかないので、列車に乗り遅れないよう気をつけましょう。あとあこの駅ぐらいから、だいぶ気温が下がるので夏のシーズンの場合でも一枚羽織れるものを持って電車を降りた方が良いと思います。

ユングフラウヨッホ駅到着

山頂駅に到着して洞窟のようなホームを流れに沿って歩いていくと、お土産やカフェスペースのある階に到着します。駅に入って左手お土産屋の方向へ進んでいくと、山頂展望台へのエレベーターへと向かう道がありますので、進みます。

途中にトンネルの歴史などの展示があり、エレベーターへの道中も色々楽しめるのですが、意外とエレベーターまで歩きます。

山頂デッキに出る前に、山頂のパノラマ映像を楽しめるスクリーンがあります。このエリアを過ぎればこ山頂エレベーターはもうすぐそこです。

エレベーターは団体さんと鉢会うと結構順番をまたねければ行けないかもしれません。

スフィンクス展望台へGo!

エレベーターに乗ればあっという間に高度300mを上がり、そこは一面の銀世界。スフィンクステラスです。

そして人混みの世界!すんごい人です。エレベーターに乗る際はそんなに人がいなかったので予想外です。奥見えているのは4099mのメンヒ。

視界を反対側に移すと4158mのユングフラウ。こちらは残念ながら雲がかかっています。

朝ライブカメラで確認した時は快晴だったのですが、やはり山は午後になると天気が崩れやすいです。日程の都合が着く場合はやはり朝一のほうが晴れている確率は高くなるかと思います。

一方アレッチ氷河の方はバッチリです。それにしてもすごい氷河、大迫力です。

デッキから見下ろすとスノーアクティビティエリアが見えます。

この展望デッキから見下ろした時点では、まだ天候的に問題なさそうだったので、是非これらのアウトドアエリアに行ってみようと思ったのですが、この後駅まで降りたら一気にガスが沸いてきて、視界ゼロの何も楽しめない世界になっていました…。残念です。

ちなみにデッキの足元は場所によってはこんな感じでスケスケなところも。なかなかスリルがあります。

高いところが苦手な人にはちょっとツライかもしれません。

しばらくデッキを楽しんでいたら団体御一行様が帰り始めた感じで、少しデッキに余裕が出て来ました。これでやっと少しゆっくり展望デッキを楽しめます。やはりスイス観光の目玉スポットとなるユングフラウヨッホだけあって、団体さんと重なった場合は、かなりの人混みとなるので注意ですね。

山頂展望デッキ以外にも結構ある見どころ

さて展望デッキでは一部雲がかかっていたものの、それなりに眺望を楽しめたのですが、先ほど少し触れたように、山頂駅におりてきて行こうと思っていたアウトドアエリアが完全にガスの中でまったく楽しめません。ですがアウトドアエリア以外にも結構楽しめるところがありました。

それがこの氷河洞窟ウォークです。

こんな感じで氷河の中に開けられたトンネルの中を散策できるのです!

見た目通り地面はかなり滑るので足元注意です。若い子達がはしゃぎながら滑ってきたりするので、ぶつからないようにも注意が必要です。ただ結構洞窟の広さもあり、途中に氷河の彫刻等もあり、結構たのしめるスペースとなっています。かまくらのような効果なのか、意外と寒さもそれほどではありません。

氷河ウォーク以外にもスイスの有名なチョコレートメーカー、リンツのミニミュージアム&ショップもあります。高度3454mのリンツショップですがお値段は下界の標準的な値段と変わらず、チョコレートの種類がとても豊富なので、ここで購入するのもオススメです。

今回もやっぱり楽しかったユングフラウ

実は15年ほど前に一度ユングフラウを訪れたことがあるのですが、その際はツアー旅行で矢次早に観光して終わりーという感じで、展望デッキ以外の記憶があまりなかったのですが。今回はゆっくりと展望デッキから氷河ウォーク、リンツショップ等たくさん楽しめたので大満足です。

登りではメンリッヒェンから歩いてクライネシャイデックまで行ったので、クライネシャイデック→グリンデルワルド間の車窓を楽しめなかったので、下りを楽しみにしていたのですが、ほとんどトンネルばっかりのクライネシャイデック→ユングフラウヨッホ間にくらべて、クライネシャイデック→グリンデルワルド間は雄大なアイガー北壁の麓にひろがる牧草地帯という、これぞスイスな光景が楽しめて、こちらも最高でした。

降りの場合は進行方向右側の席に座るとアイガーが目前に見れてオススメです。

川田 ヒデホ

金沢市在住のイラストレーター。仕事のお話や、取材先での出来事、あまり仕事に関係ないけど個人的に気になった出来事、など色々書いています。 お仕事の事やブログの内容などで気になった事があればブログのコメント欄や、スタジオトップのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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