【スイス取材紀行】静かな湖畔リゾートの街シュピーツを歩く

2017年9月30日

以前スイスに行ったとき、インターラーケンから乗った電車の途中、車窓から素敵な湖畔の町が見えたので、何ていう町なんだろうと、ずっと気になっていたのですが、今回またスイスに来るにあたって調べてみると、どうやらシュピーツという湖畔リゾートの町。今回もちょうど移動ルートに重なっているようでしたので、途中下車して散策してみました。

駅から湖畔に向けて

シュピーツ駅に到着すると、地下階の連絡通路のからでも、地上階からでも外に出られますので、特に駅舎等に用事が無い場合はそのまま地下階から湖のほうに出てしまってもかまいません。

駅舎にはコインロッカーもあります。コインロッカーに入らないような大型荷物の場合は駅のチケット窓口で有料にて保管してくれるサービスをしており、今回利用したところ大型のスーツケース3個で12フランでした。その他トイレや売店もありますので、必要な場合は色々と揃います。

地下階のほうから湖のほうの通りに出てしまっても良いのですが、どうせなら地上階から出るのがオススメです。駅舎の目の前の道路を渡ると、展望テラスがあるんです。

展望テラスからドーン!シュピーツの街が一望できます。中々の写真スポットです。湖畔に突き出ている塔がシュピーツ城(シュロスシュピーツ/Schloss Spiez)です。どうせなので、あそこまで行ってみましょう。

展望テラスからそのまま下の通りに降りられる階段があるので降ります。駅の地下階から出られる通りにつながります。

駅前の道から1段下がった通り(地下階から出られる通り)を左手のほうで下っていくとロータリーがあるので、ここを湖側の斜め右方向へ下っていきます。ちなみにこのロータリーを通りかかった時間はお昼ぐらいだったのですが、マーケットが終わりかけですが開催していました。もうちょっと早い時間だと、このロータリーでマーケットも楽しめるようです。

湖畔に向けて下り坂にはオシャレで素敵なホテルや別荘が色々と立ち並んでいます。リゾートの町って感じですね。

シュピーツ城に入ってみる

湖の近くまでくると、シュピーツ城(シュロスシュピーツ/Schloss Spiez)はもう目の前です。

お城といっても砦系のお城ではなく居城だったようで、こじんまりとしたお城のようです。

下の通りから階段を上ってお城の広場を目指します。途中綺麗なハーブガーデンなどもあって、とてものどかで良い雰囲気です。

お城の広場に出ました。ちょうど広場で結婚式があるようで、賑やかな感じになっています。うーん、とてもオシャレな結婚式です。

お城の中自体は資料館になっている様ですので、入ってみます。当時の暮らしがわかるように展示物で色々と再現してあります。個人的にこういう所は大好きです。

もちろん塔の一番上まで上がれるようになっていますが、階段はそれなりに急になっており、段数もあるので、階段の上り下りは気を付けましょう。

屋上からはシュピーツの町が一望できます。こちら湖畔側。ターコイズブルーの湖のヨットと時計塔が映える、すごく素敵な景色です。

こちらはヨットハーバー側。奥のほうが駅の方向です。

こちらは住宅街側です。なんでヨーロッパの街並みってこんなに綺麗なんでしょうか。

城内を一通り見たので、下のほうまで戻ってきました。お昼下がりの散策にちょうど良い規模のお城です。

途中下車のちょこっと散策に最適な町

帰りは一応駅までバスが出ているようですが、1時間に1本ぐらいしかなく、時間が合わなかったので歩いて駅まで戻る事にしました。

駅からお城までは下り坂だったので、帰りは当然登り坂になるのですが、そんなに登りがキツイ坂ではないので歩きでも全然大丈夫そうです。

駅からお城までゆっくり歩いて役30分、お城の観光約1時間、また駅まで戻って30分、トータルで2時間ちょっとぐらいでしたので、途中下車してちょろっと散歩するには、最適な町ではないでしょうか。

今回はお昼はシュピーツで食べませんでしたが、ヨットハーバーの付近にイタリアレストランもあるようですのでランチがてら散歩してみるのも良いかもしれませんね。

とても静かで落ち着いた、のどかな湖畔リゾートな町でした。

川田 ヒデホ

金沢市在住のイラストレーター。仕事のお話や、取材先での出来事、あまり仕事に関係ないけど個人的に気になった出来事、など色々書いています。 お仕事の事やブログの内容などで気になった事があればブログのコメント欄や、スタジオトップのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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