【スイス取材紀行】マッターホルンテラスが最高!ホテル「LA COURONNE」

2017年10月4日

ツェルマットには無数のホテルがありますが、多くのホテルが謳っているのが「部屋からマッターホルンが見えますよ」というところ。その中でもとにかくマッターホルンがよく見えるということで利用したホテルが「ラ・クローン(LA COURONNE)」。マッターホルンが良く見えるホテルと言うけども、いったいどれぐらい良い眺めなのということで、ラ・クローン(LA COURONNE)のレポです。

 

川沿いの山小屋風ホテル

ツェルマット中心部を流れるゴルネラ川沿いにラ・クローンはあります。マッターホルンの絶好の写真ポイントとして有名な「日本人橋」の目の前です。これは部屋からの景色に期待大です。

 

部屋はシンプルも雰囲気のある作り

さてさて広々としたロビーでチェックインをすませると、カードキーを渡してもらえるので、部屋へ移動します。

部屋はシングル×2のキングサイズを頼んでいたのですが、まずまずの広さです。グリンデルワルドで泊まったDERBYほど広くはありません。いたってシンプルな部屋ですが、天然木でまとめられた調度は山小屋風でなかなか悪くない感じです。

 

左手側にベッド、右手側にテレビとテーブルセットとなっています。テーブルセットの椅子は、壁に備え付けで正直あまり座りごごちが良いものではありません。ちなみに冷蔵庫はありません。冷えた飲み物が好きな自分にとって地味に痛いです。

Wi-Fiも完備です。SSIDにパスワードではなく、WEB画面にログインタイプするタイプでした。

 

ベッドはとても清潔でフカフカ。これは申し分ないですね。シングルx2と言ってもマットレスは別、台は1つ、という感じなので、相手の寝がえりの振動等は伝わりませんが、ベッドが真ん中からずれることもなく、これはなかなかいいシステムですね

グリンデルワルドのDERBYのベッドも同じ作りだったんですが、スイスではこういう作りが多いのでしょうか。いいですね。

 

ん?枕もとになにやらウェルカムギフトのお菓子がおいてあります。どうやらグミ。ヨーロッパではチョコレートとかクッキーのウェルカムギフトが結構あったりしますが。グミとは珍しいです。

 

収納スペースはハイキング旅行程度には必要十分だと思います。クローゼットの中には電子錠の付いた金庫もあります。

 

こちら洗面スペース。ベッドルームの広さやグレードからすると、洗面スペースは結構豪華目でモダンな印象です。大理石と陶器でまとめられ、とても綺麗に清掃されています。

 

そいてバスタブ付き!ヨーロッパでは結構バスタブがなくシャワールームのみが多いのですが(実際今回もバスタブは確約ではなく、あくまでもリクエスト)、やはり足を延ばしてくつろげるバスタブは、風呂文化の日本人にありがたいところです。

 

肝心の眺めは…

さてさて、部屋からのマッターホルンビューが良いと評判だったのですが、実際はどうでしょうか…

窓から覗いててみると…おお!

 

おおおお!これは良いです!部屋のテラスからバッチリとマッターホルンが見えます。高さがある分、下の日本人橋からの眺めより抜群に良いです。テラスからの眺めがバッチリよいので、夕ご飯はスーパーのCOOPで買い込んだサンドイッチをテラスで頂きます。

 

屋外デッキもなかなか

部屋からのマッターホルンビューもなかなかだったのですが、ロビー階から出られる屋外デッキもなかなか良いという話だったので、行ってみることに

おお、さすがにこちらも絶景ですね。しかも置いてあるソファ類がとても良い。部屋のテラスにある椅子は、くつろげるような作りではないのですが、こちらに置いてあるソファ類は、おもわず寝てしまいそうなヤツです。ただ夜も7時を過ぎてくると、6月下旬と言えばちょっと寒いです。

 

屋外デッキから部屋を見上げるとこんな感じ。下の方白いサンルームはどうやら朝食会場になるようです。

 

屋外デッキでしばらくマッターホルンを眺めていると、ちょうど夕日がさしかかり、マッターホルンのアーベントロート※が拝めました。とても綺麗です。

 

朝食もなかなか

一夜あけて、朝食です。朝食付きプランでしたので、昨日屋外デッキの前の前にあった白いサンルーム調の食堂に移動します。大陸ヨーロッパという事で質素なコンチネンタルブレックファストを覚悟していたのですが、ここの朝食もなかなかリッチなスタイルで充実しています。パンやチーズ、ハムの種類も多く、暖かいお皿もベーコン、スクランブルエッグ、ハッシュドポテトなど揃っています。野菜はプチトマトしかないのがご愛敬。一番おいしかったのが、バニラヨーグルト。絶品です。

 

場所は若干離れているけど、眺めと雰囲気は抜群

中心のツェルマット駅から徒歩10分と若干離れていますが、その分賑やかなツェルマットの中でも比較的静かにすごせる場所だと思います。

静かは静かですが、ホテル1階には、ホテル客以外も利用できるバーやレストランも併設され、サラモン等のブランドを取り扱うアウトドアショップも真横にありますので、寂しいといった感じはまったくありません。

そしてなんといってもマッターホルンの眺めが抜群のというのが一番のホテルです。何せ絶好のマッターホルン写真スポットと言われるホテル目の前の日本人橋より眺めが良いのですから、間違いないです。

なかなかオススメできるホテルかと思います。

 

川田 ヒデホ

金沢市在住のイラストレーター。仕事のお話や、取材先での出来事、あまり仕事に関係ないけど個人的に気になった出来事、など色々書いています。 お仕事の事やブログの内容などで気になった事があればブログのコメント欄や、スタジオトップのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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